滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

2017-01-01から1年間の記事一覧

飛行機のお値段

たまに調べてみるけど、当然ながら結構高い。 とても個人で買えるようなものではない。 小型機の代名詞、セスナ 172。新造機だと3000万円くらいする。 この時点で個人で所有するには高すぎるけど、中古で買う人がほとんどだろう。 双発ビジネスジェット機、…

チハを見てきた。

チハ。この文字だけを見ているとゲシュタルト崩壊しそうだが、それはさておき九七式中戦車を見てきました。 場所は静岡県の若獅子神社。サイパンから帰還したチハが安置されている。 戦車の運用は詳しくないので何とも言えないが、少なくとも対戦車用として…

AIR RACERS Vol.4

第4弾。今回はヤコブレフ特集。今でこそロシア/ソ連の戦闘機といえばスホーイにミグだが、WWⅡ時代の戦闘機といえばヤコブレフなのだ。 とはいえ、WWⅡ時代のソ連戦闘機は目立って性能の高い戦闘機もなく、 Yak-3とYak-9を見たことはあるが、ともにもっさりし…

戦後の国産機:番外編

わざわざ番外編とするのもおこがましい話だとは思うが、まだまとめ切れていないので、番外編としたい。 一般的には軽飛行機以上に知られていない、グライダーや個人製作の飛行機があるのだが、あまり資料もないので調べられた範囲で書いてみる。 大学開発の…

70年代の国産機たち

60年代からそのまま続けて。 トップバッターはC-1。上の表では川崎重工の欄においているが、日本航空機製造が開発を行っている。 C-1自体は66年、つまりYS-11の初飛行の4年後から基本設計が開始されている。 ようやく後継機のC-2が就役したところだが、すで…

河口湖で隼を見てきた。

昨年も訪れた河口湖自動車博物館・飛行館。数年にわたって部分的な展示が行われてきた隼が完成したため、急きょ訪れることにした。 なお、飛行館では写真は携帯・スマホのみOKであるが、ネット上に写真を上げることが禁止されているので、写真は割愛する。 …

60年代の国産機たち

50年代の飛行機紹介に続き、今回は60年代の国産機を紹介したい。 50年代と違い、この時代は"売れる飛行機"の開発をすすめていたように感じる。 日大では引き続き、N-58、N-62が開発(ともに現・ジャムコとの共同開発)されているが、N-62はFAAの型式証明まで取…

次はどんな機種になるのかな

T-4が3代目となるブルーインパルス。F-86時代を超える年数使用されており、最も息の長い機種となっている。 すでにブルーT-4は退役機が出始めているが、T-4自体にも退役機がでてくるだろう。次はどんな機体がブルーインパルスとして飛ぶことになるのか。 T-4…

飛ばないものは飛ばない

いまだに世界初の飛行機になるはずだっただの、もてはやされる玉虫型飛行器。 カラス型を推していたらまだ納得する。しかしこれはやっぱり飛べないよ。 玉虫型の形状をほとんど損なわずに飛ぶラジコン模型。S字キャンバー翼でエルロンを装備している。バルサ…

航空解禁直後の航空機たち

よく、GHQによる航空禁止令があったから戦後の航空機開発が遅れ、 それが原因で21世紀にいたる現在まで遅れをとっているという人がいるが、 むろんそんなことはない。エンブラエルを見てほしい。 ところで、戦後の航空機開発の変遷は調べてみると面白い。 下…

ちょっと楽しみだったんだけどね

飛行機の撮影に使っているカメラはEOS60DとEOS80Dの二台体制だが、 先日、センサーのゴミetcで悩まされていた60Dの方をようやくあんしんメンテの方に出してみた。 電話一本で大分までドナドナされていった。 結果としては、シャッター回数が8万回を超えてい…

器用に折りたたむ

いつみても感心するのがT-4とかF-2の主脚の折りたたみ。 リンク構造として複雑であるとか、そういうわけじゃないけど、 胴体にきれいに収まってるなあと思う。 ちなみに、T-4のリンク構造はF-104を参考にしているらしい。 個人的にはF6Fヘルキャットとかの、…

最終決戦兵器「秋水」設計者の回想

本屋でたまたま見つけたので購入。こういうのは見つけ次第買っていく。 最終決戦兵器「秋水」設計者の回想 牧野育雄 光人社 秋水設計者の回想とあるが、著者はエンジン側の設計者なので、 飛行機としての秋水ではなく、あくまでもエンジン開発の話がメインと…

気分は竹やりで迎え撃つ

今年のEAAエアベンチャー・オシュコシュではB-29が2機もフライトをしたそうだ。 しかも編隊フライトまでやったらしい。 B-29はかなり好きな飛行機なので、一度飛んでいる姿をこの目で見てみたい飛行機のひとつだ。 そして、今月のEAA会誌の表紙がこれ。 自分…

蒲田くん

ちびっとシン・ゴジラ(第2形態)ってのが売ってたので思わず購入。 第2形態のみをラインナップにしているというのは"わかってる"といわずにいられない。 "とりあえず、エンタープライズにからませてみる" ところで、蒲田くんに惹かれるのはなんででしょうかね…

紅白塗装に縁なし

その1 日本に戻ってきたときにはリベンジしたいものだ。 その2 こちらは航空祭ででも飛んでくれないとリベンジは困難。 着陸速度が予想の1.5倍くらい速く、タッチの差で撮影に間に合わず。 ともに駐機状態では撮影できているので、まだましだけど。

色違い窓

戦闘機のキャノピーに金色のコーティングをしてステルス性を上げることは知っていたが、P-3やE-2でも側面窓だけどうも色が違うように見える。 ちなみに、P-8ではこのような処置は行われていないようだ。 様々な電子機器を扱う都合、なにかしら影響があるから…

ドローンといえば

この前見かけた本。ドローンの本と銘打ってあり表紙にはマルチコプターの絵が載っていた。 おそらく、日本、もしくは世界的に多くの人はドローンと聞いて頭に浮かぶのはこれなんだろう。 自分の場合は・・・。 スタートレックにでてくるボーグのドローン。 …

ガチャーネン S.A.F.S.スネークアイ

ガチャーネンこと1/35マシーネンクリーガーのガチャガチャ。 ガチャガチャで一個500円はかなり高い方だけど、プラモデルと考えると安い。 そもそも、マシーネンクリーガーシリーズ自体を作ったことがないのだが、 どうやら好きなように塗ってしまえばいいら…

ニッカドじゃなかったっけ

ちょこちょこ日本にも飛来するようになったA350。 787のバッテリー問題もあってか、開発中にリチウムイオンバッテリーの採用を見送ったと思っていた。 A350の運航開始が2015年1月だが、実は2016年1月にはすでにリチウムイオンバッテリー搭載の機体がデリバリ…

撮り方人それぞれ

飛行機撮影でも情景に合わせて撮る人もいれば、機体全体が写るように撮る。 また、うまく機体をトリミングした迫力のある写真を撮る人もいる。 もちろん、撮っていないレジ番を集めている人もいるだろう。 ちなみに、自分は飛んでる飛行機に関しては全体を撮…

1/72 フルアクション 零戦21型

いつもながら、エフトイズさんには脱帽です。 フル塗装で方向舵、補助翼、昇降舵、翼端折り畳みを動かして遊べます。 これでお値段1000円。安すぎですよ。 そして、このコクピットとエンジン周りである。 操縦席裏には酸素ボンベまで再現されている。 組んだ…

翼上面の登録番号

通常、航空機の翼上面にはその機体の登録番号が書かれているが、 FRP製のグライダーでは書かれていない。 "上から見ると、機体は識別できない" なんでもFRP製に黒の文字で登録番号を書くと、熱をもって機体が傷むそうで、 上面は特に太陽光を浴びるため、書…

なんでもLED化

街灯や車のライトなど、数年前からLED化が進んでいるが、 指向性が強いのか、まぶしいばかりで明るくないなあと思っている。 LED化の波は飛行機も例外なくおとずれており、787のライト類がLEDになっていることはご承知の通り。 "A-10の前脚" 生産自体は30年…

後ろカバー

旅客機でエンジンカバーを付けていることろはあんまり見ることがないうえに、 後ろカバーはなおさら見たことがなかった。 "P-8のエンジンカバー。分割が細かい" ところで、エンジン形状のクッションとかあったら売れませんかね。 自分は欲しいです。

防災訓練

防災訓練も様々だが、いよいよ弾道ミサイルに対する訓練も行わないといけないようだ。 わざわざ政府がそういうCMを流しているとか(テレビないので見ていない) "写真は関係ないです" 備えあれば憂いなしというが、ダメなときはダメと割り切って生きていきたい…

メラメラ地獄@羽田空港

梅雨時にもかかわらず晴天にめぐまれ、視程も抜群。 こんなときは撮影日和だ!と思ったけど、メラメラ地獄で撃沈。 めぼしいのだけ紹介。 AirDo JA602A 767-300 ベア・ドゥが描かれたAirDoの特別塗装機。ようやく撮影できました。 ちなみに、元モヒカンジェ…

三笠公園に行ってきた。

横須賀に行った時の話なので少し前の話ですが、三笠公園に行ってきました。 三笠といえば、バルチック艦隊をやぶった日本海海戦があまりにも有名ですが、 旧式の戦艦の風情がまたよいのです。 横にずらりと艦砲を並べる方式は、第一次大戦期の戦車をほうふつ…

レッドブルエアレース2017千葉幕張 その2

始めに断っておくと、今回飛んだ零戦はフライアブルレプリカだと思っている。 "オリジナルといえるのはこの零戦くらい?これだってさすがに主桁は新造らしいが" また、あくまでオリジナルであると言いはってクラウドファンディングでお金を集めていた運用者…

レッドブルエアレース2017千葉幕張に行ってきた その1

3年目の開催にしてようやく行ってきました。 結果はすでにご存知の通り、室屋選手の二大会連続優勝、そして千葉大会二連覇となりました。 しかし、圧勝というわけではなく、見ていてかなりはらはらする展開となりました。 ”8位のPeter Podlunsek選手の結果は…