滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

70年代の国産機たち

60年代からそのまま続けて。 トップバッターはC-1。上の表では川崎重工の欄においているが、日本航空機製造が開発を行っている。 C-1自体は66年、つまりYS-11の初飛行の4年後から基本設計が開始されている。 ようやく後継機のC-2が就役したところだが、すで…

河口湖で隼を見てきた。

昨年も訪れた河口湖自動車博物館・飛行館。数年にわたって部分的な展示が行われてきた隼が完成したため、急きょ訪れることにした。 なお、飛行館では写真は携帯・スマホのみOKであるが、ネット上に写真を上げることが禁止されているので、写真は割愛する。 …

60年代の国産機たち

50年代の飛行機紹介に続き、今回は60年代の国産機を紹介したい。 50年代と違い、この時代は"売れる飛行機"の開発をすすめていたように感じる。 日大では引き続き、N-58、N-62が開発(ともに現・ジャムコとの共同開発)されているが、N-62はFAAの型式証明まで取…

次はどんな機種になるのかな

T-4が3代目となるブルーインパルス。F-86時代を超える年数使用されており、最も息の長い機種となっている。 すでにブルーT-4は退役機が出始めているが、T-4自体にも退役機がでてくるだろう。次はどんな機体がブルーインパルスとして飛ぶことになるのか。 T-4…

飛ばないものは飛ばない

いまだに世界初の飛行機になるはずだっただの、もてはやされる玉虫型飛行器。 カラス型を推していたらまだ納得する。しかしこれはやっぱり飛べないよ。 玉虫型の形状をほとんど損なわずに飛ぶラジコン模型。S字キャンバー翼でエルロンを装備している。バルサ…

航空解禁直後の航空機たち

よく、GHQによる航空禁止令があったから戦後の航空機開発が遅れ、 それが原因で21世紀にいたる現在まで遅れをとっているという人がいるが、 むろんそんなことはない。エンブラエルを見てほしい。 ところで、戦後の航空機開発の変遷は調べてみると面白い。 下…

ちょっと楽しみだったんだけどね

飛行機の撮影に使っているカメラはEOS60DとEOS80Dの二台体制だが、 先日、センサーのゴミetcで悩まされていた60Dの方をようやくあんしんメンテの方に出してみた。 電話一本で大分までドナドナされていった。 結果としては、シャッター回数が8万回を超えてい…

器用に折りたたむ

いつみても感心するのがT-4とかF-2の主脚の折りたたみ。 リンク構造として複雑であるとか、そういうわけじゃないけど、 胴体にきれいに収まってるなあと思う。 ちなみに、T-4のリンク構造はF-104を参考にしているらしい。 個人的にはF6Fヘルキャットとかの、…

最終決戦兵器「秋水」設計者の回想

本屋でたまたま見つけたので購入。こういうのは見つけ次第買っていく。 最終決戦兵器「秋水」設計者の回想 牧野育雄 光人社 秋水設計者の回想とあるが、著者はエンジン側の設計者なので、 飛行機としての秋水ではなく、あくまでもエンジン開発の話がメインと…