滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

飛行機のV-n線図と重心許容範囲計算の実例本のレビュー

 長いタイトルですが、今回レビューする本はこういう言い方にすると何を見てるのかがわかりやすいかなと。

 

 飛行機の設計と製作-2 超軽量動力機の型式証明申請に基づく空力強度計算の実例

著者 (有)オリンポス

 f:id:mataari250R:20200601112113j:plain

 ずいぶん前にレビューした本のシリーズ第2弾ですね。

 タイトルには「型式証明」とありますが、型式認定を取るうえでの提出書類をまとめたものとのこと。型式証明と認定って何か違うんですかね。言葉だけ?

 

 空力強度計算のところもいいのですが、機体の各部写真や、使用材料リスト、飛行規程なんかも載っており、そのあたりを見るだけでもいろいろおもしろいですね。

空力強度計算については、V-n線図作成に関する各計算と、重心位置の許容範囲の計算がメインとなっています。実例なので具体的にどういう計算をしているのかがわかりやすいですが、耐空性審査要領から式をそのまま引用している式については中身の意味は別途調べるとよさそうです。

 

 本書とあわせて読みたい本がAircraft Performance Stability and Control、通称スタコン。

f:id:mataari250R:20200601112142j:plain

 写真の通り洋書であるが、相互に本を読み合わせることでそれぞれの内容を補完して理解がしやすいように思われます(主にChaper5と6について)。

注意したいのは「超軽量動力機の~」と「スタコン」では重心に対しての式の整理の仕方が異なるため、完全な一対一対応ではないことだろうか。個人的には「超軽量動力機の~」の方が、設計時には扱いやすいのではないかと思います。

 

 それぞれいい感じに読み合わせた後に「スタコン」を読みこんでいくのもいいですね。

 

ストレーキからヴェイパー

F-35C

 F-35Cのストレーキからのヴェイパーを見て、一度胴体側に引き込みつつ、翼幅方向に逃げていて、ちょっと変わっているなあという印象。そもそも主翼への空気のはりつきを考えての処置のはずだから当たり前と言えば当たり前か。

 

 ところで単発ジェットの双垂直尾翼機って、背中にエンジンをのっけるタイプや双胴機をのぞくと珍しい気がするのだがどうだっけか。最近だと、アメリカ軍が採用したT-7なんかはそうなってるけど(ここでゴブリンという電波を受信したので筆をおく)。

 

見れなくなるんかねえ

 昨今の航空会社への経済的打撃で退役への外堀がうまりつつあるA380

IMG_3648

  エールフランスもお手上げ。こちらはもともと2022年退役予定だったものを前倒しとのこと。

 

IMG_3385

  ルフトハンザは貨物機への転用に向けて改修契約を締結したとのことだが、公的資金の注入待ったなしで会社自体がどうなることやら。

 

hs-tuf-2

  こちらも会社自体が。。。

 

 もともと運用開始が2007年からなので、まだまだ機齢としては若い機体の多いA380ですが、思わぬ形で退役が早まることに。

一度は乗ってみたいのでANAの続投に期待ですかね。

 

錨の種類

 GWに何一つすることがなかったのでとある船の動画をみていて。

IMG_4778

  Danforth型の錨。Richard Danforth氏によって1939年に開発されて上陸用舟艇に使用されたそうで。今はモーターボートなどに使われているが、上陸用舟艇に使われていたのは上陸箇所の砂浜でかかりがよかったりするからだろうか。

 

前が見えない飛行機

 前方視界のあまりよろしくない飛行機では、タキシング中に蛇行させながら前を確認するとあるけど、写真のように身を乗り出しながらタキシングを行うこともあるようで。

IMG_3639

 ガタイの良い人ならいいけどそうでないとやりづらそうだなあと思ったり。

まあ、慣れればラダーペダルとブレーキの操作なんて空気みたいなものなのでしょうが。

 

IMG_7557

  研三の記録映像では先導者がついて移動を行っている様子が流されていましたね。