3年目の開催にしてようやく行ってきました。
結果はすでにご存知の通り、室屋選手の二大会連続優勝、そして千葉大会二連覇となりました。
しかし、圧勝というわけではなく、見ていてかなりはらはらする展開となりました。
”8位のPeter Podlunsek選手の結果は0:55.605”
わずか1秒の中に8人の選手が入る結果となった予選。室屋選手は4位だ。
このときから、すでに決勝での混戦を予想させることとなった。
おそらく、上位を狙うにはわずかなミスも許されないという意識が選手に対して強く働いたのではないかと思う。
"予選かフリープラクティスのときの写真"
Round of 14ではゴール直前まで室屋選手がビハインドの状態だったので、
「まさか、Round of 14で敗退か?」
という言葉が頭をよぎった。結果はわずか0.007秒差での勝利。
Round of 8では室屋選手が先攻。ゲートを水平に通過できなかったのでペナルティで+2秒が加算される結果に。
対する後攻のマット・ホール選手はミスなくレースを進めていった。
しかし、マット選手も上昇しながらゲートを通過したことでペナルティで+2秒。
2秒という差があれば多少安全目のコース取りでもなんなく勝てたはずなのに、
何がミスを起こさせたのか。
"マット選手の機体はCOLAの文字がかっこいいぞ"
Round of 4 でも最初にフライトすることとなった室屋選手だが、
すでに西向きの強い風が吹くコンディションとなっていた。
ここで0:55.288の結果。コンディションが悪くなる中で55秒台前半の結果は、
後続の選手にかなりのプレッシャーを与えたのではないだろうか。
"優勝へのゲートをくぐる室屋選手"
結果的に、室屋選手より速い通過タイムを出したマティアス・ドルダラー選手と
マルティン・ソンカ選手はともにペナルティで+2秒加算され、
公式タイムとしては室屋選手を超えることはなかった。
・余談
今回は「カメラマンエリア」で観戦をしたが、三脚を使って撮るタイプじゃないので、
一般エリアの方がよかったかも?って感じでした。
もともと逆光気味の大会なので、酒でも飲んでのんびり観戦するのがいいかも。
"とはいえ、400mmあればそれなりに撮影を楽しめる"
写真だと機体がちっさく見えるけど、実際はもっとでかくて迫力が全然違う。