横須賀に行った時の話なので少し前の話ですが、三笠公園に行ってきました。
三笠といえば、バルチック艦隊をやぶった日本海海戦があまりにも有名ですが、
旧式の戦艦の風情がまたよいのです。
横にずらりと艦砲を並べる方式は、第一次大戦期の戦車をほうふつとさせる。
ともに、回転式の砲台に取って代わったところもおもしろい。
浮沈艦となった三笠。どうやって保存されているのか気になってたけど、
まわりをコンクリートで固められており、海に浮かんでいるわけじゃあないのだ。
測距儀だ!長いほど測定距離の精度があがる。大和や武蔵には15mクラスの
測距儀がついていたそうだ。
ちなみに、上部構造物のほとんどがレプリカだ。それでも、砲台が動くようになっていたりしておもしろい。
館内にも入ることができるが、基本的には資料館となっている。
ちなみに、世界三大記念艦のひとつに数えられているらしいが、
他の二つはイギリスの戦列艦ヴィクトリーとアメリカの帆走フリゲート・コンスティテューションだ。
ともに、現役の軍艦として残っているそうだが、ヴィクトリーなんてネルソン提督の座乗艦ですよ。ぜひ、一度訪れたいものだ。