始めに断っておくと、今回飛んだ零戦はフライアブルレプリカだと思っている。
"オリジナルといえるのはこの零戦くらい?これだってさすがに主桁は新造らしいが"
また、あくまでオリジナルであると言いはってクラウドファンディングでお金を集めていた運用者の姿勢は好きでない。
しかし、それは私個人の考えであり、この零戦そのものには全く関係のない話。
ただ元気に飛んでる零戦を楽しめばいい。それだけだ。
予選日は脚を出した状態でのフライト。
会場では、紅の豚で修理した飛行艇で戻ってきたポルコが、ジーナの前でアクロバットをするシーンの曲が流れた。
まさに、残骸となった零戦がフライアブルな状態にまで復元され、大観衆のなか飛ぶシーンにはぴったりの選曲だ。
決勝では脚をあげた上に、キャノピーも開いた状態。差分をお楽しみくださいといったところか。
かなりおとなしめのフライトだったので、レース機のほうが格段に迫力があった。
岩国で会ったぶりのDC-3。生きているうちに飛んでる姿を見ることができるとはなあ。
前から見る機首形状は、現在の旅客機のそれを彷彿させる。
ちなみにエンジンは同日飛んだ零戦に積んでいるものと同じツイン・ワスプだ。
全力で飛ばしてないこともあるが、静かな印象をもった。
最後はヘリ。
"光線状態が苦しい中での陸自ヘリ撮影は困難を極める"
千葉市消防局のヘリ。
一般エリアの前では放水、救助デモをやってたけど、カメラマンエリアからじゃ見えない・・・。
というわけで、初めてレッドブルエアレースを観戦したが、やはり生で見るフライトは圧巻そのものだったし、飛ぶ零戦、DC-3を見ただけでも冥途の土産になるってもんだ。