ようやくヴィンテージグライダーがでてきます。
Gö 3 Minimoa
世界で4機だけがフライアブルな状態にあるとされるヴィンテージグライダー。
1930年代の機体であり、生産数も100機程度。
当日は飛行が予定されていたが、天候不良によりキャンセル。これの飛行を見るために来たと言ってもいいくらいだったので残念。
ガル翼の美しい機体で「空の貴婦人」と呼ばれている。
木製の美しい計器盤。
座席後方には故本多誠之氏の写真。そう、展示してあった多くのヴィンテージグライダーは本多コレクションのものだ。
コクピットはきれいに内貼りまでしてあり、胴体骨組みを隠している。
胴体・主翼結合金具がむき出しであることに驚く。
Mg 19 Steinadler
1950年代のオーストリア製の機体。これもガル翼をもつ。
タンデムの練習グライダーだ。
左面にはSteinadler = イヌワシが描かれている。
機体は木製であり、胴体を除くとそのフレームを見ることができる。
主翼は木製桁に表面はベニアを貼り付けたものだそうだ。D型ボックス桁なのだろう。
緑と黄色のピンは胴体と主翼を結合するピンだ。
SF28 Tandem Falke
Falkeのタンデムバージョン。Falkeと比べて生産数は少ない。
スポイラー展開。
通常のFalkeは日本でも割と見ることができる印象があるが、意外と古く1960年代のモーターグライダーだ。
というわけでまだ続く。