滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

2018-01-01から1年間の記事一覧

ターボプロップの力

一目瞭然。 MU-2にも搭載されているTPE331。重量は150kgで575馬力。 こちらはFA-300に搭載されるエンジンで重量230kgで340馬力。実物で見ると、投影面積もずいぶんと差がある。 お金さえ許せば、ターボプロップを搭載したくなる気持ちがよくわかる。

ヒレつきタイヤ

英語だとDeflector Tiresと呼ばれているはずなんだが、ネットで検索してもあんまりヒットしない。 ちなみに、後部胴体にエンジンがつくタイプの飛行機に採用されることが多く、ノーズギアがはねた水が エンジンに入らないように水をうまく横に飛ばしてくれる…

不整地着陸

必ずしもすべての輸送機に要求されるわけではないけど、軍用の輸送機には不整地着陸が求められることがある。当然、破壊された滑走路に着陸する必要もでるだろうし、滑走路がなくても、平らな草っぱらがあればとりあえず離着陸ができるという寸法だ。 自衛隊…

小牧基地オープンベースに行ってきた その2

小牧基地オープンベースといえば、開幕のC-130の編隊飛行が圧巻だ。 イラク派遣カラーのC-130もこの一機だけになってしまった。時代は過ぎていくもの。 着陸後のこの距離感が好きです。 つい最近、IRANから戻ってきたF-2の502番機。さっそく小牧基地オープン…

小牧基地オープンベース2018に行ってきた その1

今年も行ってきました、年度の締めとなる、そして個人的にはその年初めの航空祭でもある小牧基地オープンベース。 今年は例の訴訟も響いたのでしょうか(一応、機材繰りの関係とはしている)、ブルーインパルスの飛来もなく、来場者は約1万人とかなり少なめ。…

静岡理工科大学・航空資料館を見に行ってきた

普段は水曜日と木曜日、しかも予約しないとみることができない静岡理工科大学航空資料館ですが、富士山の日にあわせた土日開館日に見てきました。 入ってまず目を引くのはセスナ172とタミヤの模型がずらりと並べられたコーナーだ。しかし、今回の目的はそこ…

An-124を見にセントレアへ

セントレア開港13周年ということで、その記念イベントとからめて珍しく事前にAn-124の飛来が発表された。この日(2月17日)飛来する予定となっていたAn-124はまだ見たことのなかった黄色と青の塗装機だったので、見に行くことにした。 アントノフ・エアライン …

計器飛行の訓練中

計器飛行訓練中のT-4。後部座席を布で覆って、パイロットは周囲の様子を見ることはできない状態で、計器の指示のみを頼ってフライトを行うわけだ。

ブルーサーマル5

第一部完ですって。 だいぶ人間ドラマに寄せています。当たり前だけど、みんなそれぞれいろんな思いをもって生きているわけですよね。 個人的にはもうちょっとグライダーで飛ぶこととか、学生競技とかにフォーカスしてほしかったなあ。 妻沼滑空場は滑走路が…

空飛ぶタクシー流行ってるの?

そういえばGEN H-4という個人ヘリがあったなあと思ったら、2016年に開発中止になっていたのね。残念。 こちらはJA2012で展示されていたヒロボーの個人ヘリ。今はもう開発をやっていないのかな? "飛ばすデモとかあったっけ?" 流行りの空飛ぶタクシーはマル…

下町ボブスレーの既視感

話題ですね、下町ボブスレー。話題にのってみるスタイルでちょっと思ったことをつらつらと。 写真を見る限り、初期の開発機と比べると現行機はかなり良くなっているように見える。本来なら、さらに磨きをかけて~となるところ、そもそも目的が大田区のアピー…

今年初の浜松基地撮影

土日にイベントをやってくれるおかげで、ちょこちょこ行ってる浜松基地。 この日は岐阜方面が雪に見舞われていたのもあって、岐阜基地撮影は取りやめ。 急きょ浜松基地撮影に切り替えたのでした。 朝一のE767の離陸。円盤の塗装はげが進んでいるようだ。円盤…

黄色い消防車

そのままですが。 在日米軍基地内を除けば、日本では関空にのみこの色の消防車が配備されている。 ちなみに、フランス・SIDES社のVMA-135という車種らしく、関空では他にもオーストリア製の消防車も持っているそうだ。

よく見なくても顔

何かしら顔っぽいやつにはついつい反応してしまうが、人間はそういう風に認識するようにできているんだろう。 まあ、ここまではっきりやられると、風情がない(?)

続(?)どこで釣り合っている?

適当なことばかり書いているけど、なんとなくF-2Bの写真を見てると同じようにトリム位置が不思議だったので追記がてら書いておく。 写真だと見づらいが、水平尾翼/エレベーターはダウン(頭下げ)側。 ここで、複座型である必要ないことに気付く。 タンクの影…

1/72 フルアクション 彗星12型

待望の第二弾は彗星。国内でも実機が見れる数少ない大戦機の一つだ。 艦上爆撃機ではあるが、サイズは零戦とほとんど変わらない。 彗星のフラップはセミ・ファウラー式だそうで、後方にべろっと伸びるタイプ。 後方席には、しっかりと機銃が据え付けられてい…

Beyond

angelaの9枚目アルバム、Beyond。 そして、キーホルダーと缶バッチはライブツアー@名古屋での戦利品。 新曲は4曲?5曲か?今回もいろーんな曲調の曲が収録されていて恐ろしい。 その中でも、Beatiful dayは初のEDM系の曲で、ライブでもKATSUさんがノリノリで…

2シーターたち

需要と供給ならぬ、供給と製作スピードがあっていないので、こういうことになる。 タイフーンもラファールも単座型は作ったことがあるのに、複座機が好きなばっかりにまた買ってしまうのだ。 そして、Su-27UBの塗装はどうしたもんか。手元にある技MIXのSu-27…

今年の撮り始めは関空にて

新年一発目はアシアナ航空のA350を狙いに関空に行ってきました。 昨年はチャイナエアラインとベトナム航空のA350を狙いに行ったのだが、展望デッキ前を通るこのルートは使わないので、、この角度からのA350は初めてだ。 そして、この日は06運用だったので、…

AIR RACERS Vol.5

第5弾。今回は表紙のレコードブレーカーという文字からもわかる通り、速度記録機にフォーカスした内容となっている。 飛行機の世界初動力飛行からまだ100年そこらしかたっていないのだが、X-15による有人飛行による速度記録は50年も前から塗り替えられていな…

Landing Gears vol.2

"脚"本第2弾。 当然のことながら、今回も飛行機の全容をうかがい知ることはできない。 飛行機の脚というものは、ただ離陸と着陸のためだけに存在している。しかし本書は、脚というものは各機種の特徴や開発された時代を知ることができるおもしろいものである…

どこで釣り合ってる?

本格的に日本に展開での始まったF-35だが、ちょっと気になるのがその飛行姿勢。 フラップを下げると頭を下げる力が働くから、普通は水平尾翼は下に向けてつり合いをとるのだが、F-35ではどうもやや上向きになっているようだ。 離陸時も同じようになっている…

大砲とスタンプ 7

ようやく7巻です。一年に一度のお楽しみ。 6巻がなかなか重たい話で終わったので、さてどういう続きになるのかと首を長くして待っていました。 主人公のマルチナが目の当たりにした、戦争で"しばしば"生じる不合理に対してどうやって折り合いをつけていくの…

男爵にふさわしい銀河旅行 01

新年一発目の記事はこちら。 男爵にふさわしい銀河旅行 01 速水螺旋人 新潮社 速水螺旋人さんがお送りするコメディ漫画の新作です。 SFもの旅行記で、どたばたコメディでとにかくおもしろおかしい。 おもしろいのでとにかく読んでねって感じだ。 意外と、こ…