今年も行ってきました、年度の締めとなる、そして個人的にはその年初めの航空祭でもある小牧基地オープンベース。
今年は例の訴訟も響いたのでしょうか(一応、機材繰りの関係とはしている)、ブルーインパルスの飛来もなく、来場者は約1万人とかなり少なめ。ちなみに、昨年は6万人をこえており、ブルーインパルスの人気の高さがうかがい知れる。
それはさておき、小牧基地オープンベースは民間機・ジェネアビのフライトが多い空港での開催ということもあってか、イベント内容の詳細は当日までわからないスタイル。そのため、当日何を見ることができるかは行ってからのお楽しみだ。
今年の目玉は間違いなくこれでしょう。 これだけだと、普通の展示ですが、
機内に入れるわけです。
機内は幅4m×高さ4mほどで、さすが国内開発では最大の航空機だけあってでかい。C-1で2.5m×2.5mくらい、C-130で3.1m×2.7mくらいなのでずいぶん運べるサイズも大きくなったことだろう。とはいえ4m×4mって意外とこんなものかという印象も同時に持つのも正直なところだ。
また、照明類が蛍光灯でLEDではないのは意外だった。
座席。長時間のフライトはかなりつらそうだ。
機内電光板。騒音等で音声では伝達が難しい際に、正確に指示などを伝えるために使われるそうだが、ほんとにいるのか?と疑問に思わなくもない。
輸送機の側面にいろんなものが設置されている。貨物搭載時に使用される器材だそうだが、どのように使われているのかはよく知らない。
15時頃、美保基地に向けて離陸するC-2。C-2もこのくらいの角度がかっこいい。
C-2は複数の国が興味を示しているとかいろんな話があるけれど、そもそも論としてKHIの現状の生産スピードでは対応できないでしょう。とうぜん、型式証明取得への動きがないので民間仕様の輸出なんて夢のまた夢。
とはいえ、これだけの航空機を開発したのだから、次は民間機にでも挑戦してほしいなあというのが外野からの意見。
つづく。