セントレア開港13周年ということで、その記念イベントとからめて珍しく事前にAn-124の飛来が発表された。この日(2月17日)飛来する予定となっていたAn-124はまだ見たことのなかった黄色と青の塗装機だったので、見に行くことにした。
アントノフ・エアライン UR-82027 An124-100 Ruslan
荷下ろし中。前からの荷下ろし中は前を下げた状態になる。この姿勢のとき、ノーズギアは縮むわけではなく機内に収納されているランプに合わせて前側にせり出している。
この日の積み荷は超電導コイルで重さは一個20トン。
これは日欧協力で建設されている核融合実験装置JT-60SAに使われるためのもので、フランスのヴァトリー国際空港からトルクメニスタン経由でセントレアまで運ばれた。この日は2個運ばれており、これで必要なコイルはすべて日本に運ばれたそうだ。
このあと、実験装置が建設されている茨城県那珂市まで運ばれることになるが、途中までは船便になるのだろう。
そうこうするうちにドリームリフターが飛来。この日は胴体部品を運ぶために飛来したようだ。
荷物を無事積み下ろし終えたAn-124は、もとの状態へとノーズを下げ始めた。写真ではすでにノーズギアはもとの位置に戻っている。
大型貨物機の共演は壮観な眺めだ。大きいことは正義である。
その他
香港エクスプレス B-LCB A320
うどん塗装機。香港エクスプレスは高松空港にも就航しているとはいえ、なぜここまで香川県推しなのかは不明。
就航から一年以上たってしまったが、ようやく見ることができてよかった。
VistaJet 9H-VJC Bombardier Global 6000
なかなかの高迎角(地上基準)で離陸するビジネスジェットは、小さいながらも迫力があってよい。