滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

岐阜基地航空祭2023に行ってきた

 2019年以来なので4年ぶりですね。コロナ許すまじ。

 

今年はブルーインパルスが来るということもあってか、朝8時半ごろについたときにはすでにエプロン内は人でいっぱい。ただ、南会場行のバスが混んでなかったのは幸いだった。

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 この日は曇天で、さらに全体的に南会場からは全体的に飛行機は遠めだった。

朝一のフライトは、F-15F-2の機動飛行と、機体の特性を測るフライト(ダッチロールなど)を実施。これは以前も実施していた。

 

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 ウイスキー・パパによるアクロバット。天候が悪くスモークが映えなかったのが残念だった。機体に対してパワーのあるエンジンなので、まるでラジコン飛行機のようでもある。

 

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 KC-767単機によるデモフライト。飛行中は昨今のKC-767の輸送任務についての紹介がされていた。

しかしたった4機しかないKC-767が、より多く保有しているC-2よりも海外派遣されるのはどうなのだろうか。

 

午前最後は異機種大編隊。岐阜基地の名物だ。

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 今年からついに先頭にC-2が登場。C-1FTBはもういないのでしょうか。

レドームが量産機カラーになっていますね。離陸時は見ての通り上りが早く、お腹した撮影できず。

 

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 F-2B試作機2機による編隊離陸。

 

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 F-2A試作1号機。3機のF-2がテスターカラーによるフライト。

 

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 近くで背中を見せてくれたのはF-15だけ。

 

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 F-15F-2、T-7による編隊飛行。T-7が頭を下げてがんばっているのに対して、F-15はスピードブレーキを展開。飛行特性が全く異なることがよくわかるし、これだけ違う飛行機をきれいに編隊飛行させる、その技量の高さがうかがえる。

 

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 C-2による機動飛行。やはり機体が大きくなっていることもあってか、C-1のときと比べるとおとなしい印象になってしまう。

しかし、岐阜基地航空祭でのC-2のフライトは、なぜか航空祭に合わせて行われた試験飛行をのぞくと今回が初となるので、世代交代をしっかりと感じることができた。

 

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 異機種大編隊。C-2からの機体後流等の影響が大きいのか、C-1のときと比較して機体間の距離は広め。また高度も高いように感じた。

 

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 最後はT-4、F-15F-2の編隊によるコンバットピッチからの着陸。

うーん、開始が早くよくわからない。

 

 今年は全体的にフライトが南会場から遠かった印象。これからもこれが続くとなると、南会場からの撮影はちょっとしんどいか。

 

その他

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 今年はめずらしく広報館が開館していた。残念ながら旧軍関係の装備品を展示している部屋は非公開でした。

 

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 上はXAAM-2、下は超音速ロケットターゲット。

上は正式採用されず、下は自動安定装置のための実験機とのこと。

 

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 F-4のコクピット

 

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 中部日本航空連盟岐阜支部が最近導入したDG-1001S neo(JA70CG)。電動で脚を出し入れできる機種だったはず。

 

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 航空自衛隊F-4導入初号機の301号機と、ピクセル迷彩塗装のF-4。

迷彩塗装のF-4はずいぶん色あせてしまっており、今後塗り替えが予定されているとのこと。その際は通常カラーに戻されるようで、この塗装で拝めるのはこの日が最後となった。

 

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 UH-2。陸上自衛隊の新型ヘリ。今年は各所の航空祭でも展示されていたようだ。

まあ、Bell412の派生型なので、見慣れたヘリコプターともいえる。

 

 今年の岐阜基地航空祭ですが、曇天だったことや全体的にフライトもおとなしめの印象もありちょっと物足りなかったのが正直なところ。

ひさびさの岐阜基地航空祭ということもあり期待値を上げすぎたのも原因でしょうし、また平日訓練の撮影に行きましょうかね。