続いて訓練展示の紹介。
偵察オートバイによる訓練展示。走りながらの射撃もお手の物。
87式偵察警戒車。コロコロした形状で、個人的にはかなり好きな車両。
こちらも射撃展示を実施。今後、共通戦術装輪車に置き換わるとかなんとか。
20式小銃の射撃。初見だったが、特にアナウンスもなく登場したので驚き。
とはいえ、今回の訓練を通してみても、まだまだ89式小銃が主流なのは間違いないが、今後見る機会は増えていくだろうなあ。
L16 81mm迫撃砲を展開している様子。こちらでも、20式小銃を所持している。
次はミサイル部隊の展開。12式地対艦誘導弾。手前に見えているのは93式近距離地対空誘導弾。ちなみに、本誘導弾をベースに巡航ミサイルである12式地対艦誘導弾能力向上型が開発中。
ところで、12式地対艦誘導弾のキャニスターが2種類あるのはなんでだろ。
次は長距離火力であるりゅう弾砲部隊。写真は99式自走155mmりゅう弾砲と19式装輪自走155mmりゅう弾砲。さすがに99式自走りゅう弾砲は一番展開と撤収が早かった。
また今回展示された19式装輪自走155mmりゅう弾砲は量産タイプのもので、以前総火演でみたものとは車体前面にある会社名が異なっていた。
FH70。こちらも退役が決定しているりゅう弾砲。牽引式で、さらにそこから射撃状態まで展開するのにも少し時間がかかる。りゅう弾砲の中ではFH70のみが射撃を実施。
74式戦車はまさかの4両展開。奥の2両は赤外線暗視装置付き。
前進して射撃を実施。74式戦車といえば、油気圧式サスペンションと搭載しており、ぐりぐりと姿勢を動かすことができる。今回はそのような展示はなかった。
90式戦車は、照準を維持しながら車両を動かせることを披露するため巴戦(?)を実施。とはいえ、1両は明後日の方向を指向している・・・。
かっこいいのでヨシ。
10式戦車はスラロームをしながら2両同時の射撃を実施。
高い運動性能と射撃管制能力を見せつけてくれる。
最後は16式機動戦闘車。こちらも4両登場。奥の2両はエアコン付き。
前進して急ブレーキ、後進しながら機銃の射撃など、戦車とはちょっと違った動きを見せてくれた。
最後は地上展示のために飛来したヘリコプターを紹介。
まずはUH-1J。すでに後継機のUH-2が採用されているが、これからもまだまだ見る機会はあるでしょう。ちょうど季節が秋なので、迷彩模様が山や木々を非常にマッチしているのがわかる。
AH-1S。すでに旧式化しつつある対戦車ヘリコプターで、こちらも退役自体は決定、というか対戦車ヘリコプター部隊自体が廃止されることが決定しているが、具体的な日程はまだだったような。
というわけで、74式戦車を見納めに富士学校まで行ってきましたが、予想以上に撮影環境もよく、非常に多くの車両を見ることができたので満足することができた。
静岡県は陸上自衛隊の陸もの装備に関しては非常に充実しているので、ただ見たいだけの人にとっては大変ありがたい。