目的は今年度に退役が決定している74式戦車を見納めるため。
何度となく撮った戦車だが、やはり戦車らしい戦車の形をしている国産最後の戦車である(と勝手に思っている)ので、見ないわけにはいかなかった。
富士学校の行事を見に行くのはこれが始めてだったが、整然とならぶ装甲車、戦車、火砲その他もろもろは圧巻。
他の駐屯地祭と同じような感じで、最初に観閲行進、次に訓練展示の順番となる。
トップバッターはしずぽん。自衛官募集の旗とともに。
89式装甲戦闘車。基本的には90式戦車の随伴として北海道に配備されているため、本州だと見れる機会は少ない。
99式自走155mmりゅう弾砲。しっかり装甲を持ったタイプの自走砲。
19式装輪自走155mmりゅう弾砲。相変わらず後部キャビンは罰ゲームのようだ。
この日は3両が観閲を受けていた。
Scan Eagle。最近自衛隊に偵察用に配備されたドローン。実際の使い勝手や効果のほどはいかがでしょう。
ほんとうに多くの車両を見ることができたが、上げだすときりがないので次は戦車の紹介。
16式機動戦闘車、略して戦車。74式戦車の更新で全国で配備が進んでいる。
とはいえ、戦車部隊としてではなく、多くは偵察戦闘大隊に配備されるため
非常に強力な偵察車両といえる。
90式戦車。こちらも主に北海道に配備されているため、お目にかかることは少ない。
74式戦車。これが見たかった。他国の旧型戦車と比べて追加装甲が施されておらず、やはり戦力としてみると厳しいところもあるのではないかと思うが、
非常に戦車らしい戦車である。
10式戦車。こちらは観閲側の将官が搭乗している。星は二つだ。
最後は海兵隊のLAV-25。実は初見。
こちらは対戦車ミサイルが搭載されたタイプのLAV-ATM。
LAV-25はスイスの装甲車をベースに開発され、ジェネラル・ダイナミクス・ランド・システムズ・カナダが製造している水陸両用の装甲車。
長くなりそうなので続きは次回。