御前崎港開港50周年記念イベントで多用途支援艦「えんしゅう」と海上保安庁巡視船「ふじ」の公開があったので行ってきました。
多用途支援艦「えんしゅう」。いつの間にかロービジ塗装になっている。
ひさびさに海上自衛隊艦の艦内に入ることができました。
多用途支援艦は基本的に武装はしておらず(12.7mm機銃のみ)、訓練の支援や曳航、物資輸送などなど様々な用途で使用されている。
艦首と揚錨機。
艦のいたるところにある注意看板も様々な種類があり、なかなかおもしろい。
内火艇。
信号旗。吊っている箇所にはアルファベットや旗の意味がかかれている。
艦橋に入ることもできた。普段船の中に入ることが無いので、いろいろな装備品が物珍しい。
海図台。飛行機でも紙の区分航空図を使って飛行経路を設定したりしますが、船でも同じこと。一定の大きさの船には海図の搭載が義務づけられているそうです。
ブリッジの後ろの部屋には無人水上標的の操作台があった。
後方の甲板には水上標的が載せられていました。
水上標的の積み下ろしのためでしょうか、艦尾にはくぼみが設けられています。
お次は海上保安庁の巡視船「ふじ」
335トンの中型の巡視船。
能登半島沖不審船事件以降の船ということもあり、20mm多銃身機関砲が装備されている。
船尾にはクレーンが装備されていた。
一部撮影禁止の箇所(FCS関連だろうか?)があったが、こちらも船橋に入ることができた。舵輪は一昔前の自動車のハンドルのようだ。
こちらにも海図台があった。船橋は海上自衛隊の船と比べて全体的に明るい印象。窓の数や船内の色の影響もあるでしょう。
調理室。巡視船も何日にもわたって任務につくため、欠かせない設備。あたりまえだがぴかぴかだ。
調理室の隣は食堂。
船首より。ヘリコプターが載らない中型の巡視船ということで、前からみると非常にこじんまりとしていることがわかる。
その他展示
陸上自衛隊の73式中型トラック。今のご時世、なかなか見ることのない顔をしている。
一部界隈で物議をかもした御前崎分屯基地のキャラクター「おまねこ」。いつの間にかパペットが作成されていた。かわいいですね。
ついでに御前崎分屯基地の「メロドン」ことJ/FPS-2レーダーも撮影。
絶妙な塗装のはげ具合が本当にメロンに見えてくる・・・。
ひさびさに海上自衛隊の船に入ることができましたが、やはり普段見ないものを見るのは楽しいですね。また機会があればこういうイベントも参加していきたいところです。