ブルーサーマル1
作者:小沢かな
新潮社
本格的なグライダー部の話であり、さわやか(?)青春系の話でもあります。
自分には航空部は無理だなあと思う。体育会系の感じが。
続きが非常に気になる終わり方をします。ちょっと重たい話もあるし。
グライダーには乗ったことが無く、ラジコン飛行機をちょっとやったことあるくらい。
なので、詳しいことはわからないのでなんとなくで読んでる。
途中で機体の材料の話が少し出てくるが、最近の機体は専らFRP製かな。
しかもガラス、カーボンだけでなくアラミド(ケブラーとか)もある。
金属機はあんまり多くない気がする。昔に日飛が売ってたピラタスB4とか。
昔だと木製布張り機。プライマリーだと今でもけっこうあるはず。
ちなみに、FRP製のグライダーは50年以上前にすでに存在している。
旅客機に全面的に使われるようになったのがここ最近だと思うと、すごい昔の話だ。
Akaflieg Darmstadt D-36 Circe がその先駆けとして有名だろうか。
ところで、最近戦記物でない飛行機系の漫画がちょこちょこ出ている印象がある。
エアレース(リノエアレース/レストア機)の話の「SWIFT!」や鳥人間の話の「そよ風テイクオフ」。共に未読ですが(汗)
鳥人間の話で言えば、「トリガール!」と「イカロス・レポート」が小説としてここ数年の間に出た。
この二つはともに読んだが、おもしろかった。