昨年のリベンジと言っていいでしょう。
世界各地で実施されるパシフィック・スカイズ24の一環での訪日ということで、
フランス航空宇宙軍は百里基地に、ドイツ空軍とスペイン空軍は千歳基地に飛来することに。
飛来一機目はA330MRTT。A330を改造した空中給油機で世界各国で使用されている。
百里基地特有の問題の都合で、大型機は西側の誘導路、つまり空港側を移動することになる。
歓迎のため並ぶ自衛隊員と部隊旗。こういうのは、海外の航空ショーじゃ撮影できず、こういった機会じゃないと撮影できない。
第二陣を迎えに行くために、F-2が離陸。B型1機含め全部で5機離陸したが、共同訓練自体は2機が参加とのことだったので、2機は通常訓練、B型は撮影のためのフライトだったのでしょうかね。
フランス軍の飛来を待っている間に、入間基地からC-2が飛来。15号機は何度か撮影した記憶があるが、部隊マークがついてからは初めて。縁取りが黒のタイプ。
そうこうするうちにやってきました。まずはラファール。
当初4機での飛来が予定されていましたが、2機に減ってしまったのは少し残念。
見慣れない形。
着陸後は、まさかの西側誘導路を使用。
ちなみに今回飛来したラファールはモン・ド・マルサン基地所属機。
わざわざ誘導路途中で停止して、機首をこちらに向けてくれた。これはもうファンサービスと言っていいでしょう。
脚立が無いので今回は空港公園の丘から撮影。以前茨城空港に撮影に訪れた際は250mmまでのレンズしか持っていなかったので、そのときの経験からここからの撮影はかなり心配していましたが、昨年のラファール撮影のために導入したエクステンダーが今回も大活躍した。
2機とも。まあ、先頭が止まってしまったので後続はしぶしぶかもしれませんが。
着陸してきたF-2Bと。複座機はいいですね。
そのまま百里基地へ。後ろ姿も見慣れないですが、小型戦闘機といった印象を強く感じました。
航空自衛隊はウォーターサルートで歓迎。
その後、2機目のA330MRTTも飛来。
空中給油ポッド。これをつけるために、A330MRTTはA340の主翼を採用している。
最後はA400Mが飛来。輸送機なので、メインは地上機材の運搬でしょうか?
滑走路で一瞬止まったので、誘導路への進入までに少し手間取ったようだ。
このあとさらに2機のA400Mが到着したが着陸距離が非常に短く、撮影スポットまで来る前に誘導路に入ってしまったので写真は無い。
到着編は以上。今回は共同訓練と言っても基本的には寄港と給油が目的のため、飛来後にわざわざ離陸して訓練をすることはなかった。次回は離日編をお送りする。