滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

RF-4Eを見てきた@浜松広報館2019

 今年も浜松広報館でRF-4Eの展示が行われていたので見てきました。

今年度で部隊が解隊される第501飛行隊、今回が浜松広報館での最後の展示となるでしょう。

 

IMG_0458 

 今回来たRF-4Eは洋上迷彩で、さらにシャークマウスの塗装を施された記念塗装機です。

 

IMG_0466

  トラベルポッドは偵察航空隊発足当時使用していたRF-86Fをイメージして、塗装をほどこさずピカピカの地の色そのままだそうです。

 

IMG_3962

  えんじ色のラインには、カメラのフィルム模様がほどこされており、本機体のカメラがフィルム撮影であることを示しています。このご時世、まだフィルム撮影ですから、今回の解隊は遅すぎたといえるかもしれません。

 タンクのフィルム模様がばらけていっているのは、解隊されることをイメージして描かれています。

 また、垂直尾翼には、うっすらと部隊発足当時の部隊マークが描かれています。

 

IMG_0446

  えんじ色のタンクは、その見た目から「芋タンク」と部隊では呼ばれているとか。

 

IMG_0474

  撮影用のフォトフラッシュカートリッジ射出口があるのが、RF-4の特徴の一つ。とはいえ、自衛隊では使用したことはないのだとか。

 詳細は知りませんが、照明弾のようなものを打ち出すのだと思います。

 

IMG_0473

  F-4ファントムのキャラクターであるスプークはインテークに登場。カメラを持っています。

 

IMG_0493

  館内から撮影すると、やや俯瞰で撮影できるのが浜松広報館での展示の魅力のひとつ。

 

 さて、今年の航空祭では何度ファントムたちにお目にかかることができるのでしょうか。それとも、百里遠征をおこなうか。悩むところです。