滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

RAT展開

RAT(=ラムエア・タービン)は航空機用の補助動力装置のひとつで、風力を動力として油圧や電力を確保するための装置だ。まあ、風力発電機ですな。

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 緊急時に使用する装備のため、普段は見ることができないが、日本ではP-1やC-2の製造後のテストフライトで見ることができる。

 

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  こちらは緊急時とか関係なし。

 

T-4飛行再開か?

 ひさびさにふらっと岐阜基地に行ってみると、4月初めに起こったエンジン故障以来飛行停止となっていたT-4がフライトを行いました。

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  T&Gも一回実施。ひさびさに元気な姿を見ることができた。

 ところで、エンジン故障による緊急着陸が4/2、飛行再開が4/22だったので、わずか20日での飛行再開となった。

報道によると、エンジン故障はタービンブレード折損というかなり大きな故障だったようで、それを原因究明から、対策検討、部品設計、部品製作、組付けまでを行ったと思うと、かなり早い対応だと思う。

 

 どこの部隊から改修部品が配られるのかはわからないが、まずは教育部隊がメインになる気がするなあ。

 

浜松広報館20周年記念行事に行ってきた

 浜松広報館は航空自衛隊への理解を広める目的で、浜松基地に隣接される形で1999年に開設した広報施設だ。そこで20周年記念行事が行われることになったため、見に行ってきました。

 

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  記念式典の主催者あいさつの中で、広報館事業を担っている将官が最初にF-35Aの墜落事故に触れていたことと、少子化によるパイロット等の人材不足に言及されていたのは、広報の仕事としては外せないトピックだったのだろうと思う。

 この日はT-4の離着陸訓練と航過飛行が予定されていたが、三沢でおこったT-4のエンジン故障にともなう飛行停止処置により中止となった。

 

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  航過飛行のために離陸するU-125。

 

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 AWACSの航過飛行。ここだけでしか見ることのできない機種のため、遠方から訪れていた方もいたようだ。

 よくある航空博物館と異なり、生きた飛行機が目の前で見ることができるイベントが行えるのはいい環境だなと思う。

 

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 今回披露された広報館20周年記念塗装機。翼端の水色が一種の迷彩としての効果が見て取れる。翼端オレンジ大事ですね。

 

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 20周年記念エンブレム。記念塗装機とともにデザインは一般募集されていたもので、この日見事採用された方は表彰されていた。

 

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  ラグビーワールドカップ記念塗装機。昨年の航空祭で展示されていたものと同じ。

燃料タンクには今年のエアーフェスタ浜松の日程が書かれていた。

 

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  もしかすると、20周年記念塗装機は今年のエアーフェスタ浜松で展示されるかもしれませんね。

 

着陸中は見えない

 何度もF-4を撮ってきたが、着陸態勢では展開しない翼裏のダイブブレーキは場所を選ばないと見ることができない。

 

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 オジロファントムも退役し、いよいよ残るは岐阜とケロヨンだけとなってしまいましたね。RF-4はシャークマウス塗装が増殖しているようで、ファントムランドはまた行かないと。