滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

翼上面の登録番号

通常、航空機の翼上面にはその機体の登録番号が書かれているが、

FRP製のグライダーでは書かれていない。

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"上から見ると、機体は識別できない"

 

なんでもFRP製に黒の文字で登録番号を書くと、熱をもって機体が傷むそうで、

上面は特に太陽光を浴びるため、書かないことが許可されているらしい。

 理由は違えど、MRJでもAPU付近に白の水玉模様を追加していたりするし、

塗装による影響はけっこうあるのでしょう。

 

とはいえ、787はもちろん上面に登録番号が書かれているし、

グライダーだけの話になりますね。

 

 

なんでもLED化

街灯や車のライトなど、数年前からLED化が進んでいるが、

指向性が強いのか、まぶしいばかりで明るくないなあと思っている。

LED化の波は飛行機も例外なくおとずれており、787のライト類がLEDになっていることはご承知の通り。

 

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"A-10の前脚"

生産自体は30年近く前に終了したA-10だが、こんな改修もされているのね。

 

防災訓練

防災訓練も様々だが、いよいよ弾道ミサイルに対する訓練も行わないといけないようだ。

わざわざ政府がそういうCMを流しているとか(テレビないので見ていない)

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"写真は関係ないです"

 

備えあれば憂いなしというが、ダメなときはダメと割り切って生きていきたいものです。

 

メラメラ地獄@羽田空港

梅雨時にもかかわらず晴天にめぐまれ、視程も抜群。

こんなときは撮影日和だ!と思ったけど、メラメラ地獄で撃沈。

めぼしいのだけ紹介。

 

JA602A

AirDo JA602A 767-300

ベア・ドゥが描かれたAirDoの特別塗装機。ようやく撮影できました。

ちなみに、元モヒカンジェット。737の方にも特別塗装機を作ってほしいところ。

 

B-16333

 エバー航空 B-16333 A330-300

サンリオ・パーティジェット特別塗装機。先月から就航した新しい塗装だ。

 

JA73NJ

 スカイマーク JA73NJ 737-800

ソフトバンク塗装。

 

B-8123

キャピタル・エアラインズ B-8123 G550

 

M-GAGA

 Giant Interactive M-GAGA G650

中国のゲーム会社所有機のようです。

 

見ての通り、メラメラがひどい。天気がよいだけじゃだめね。

 

三笠公園に行ってきた。

横須賀に行った時の話なので少し前の話ですが、三笠公園に行ってきました。

三笠といえば、バルチック艦隊をやぶった日本海海戦があまりにも有名ですが、

旧式の戦艦の風情がまたよいのです。

 

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 横にずらりと艦砲を並べる方式は、第一次大戦期の戦車をほうふつとさせる。

ともに、回転式の砲台に取って代わったところもおもしろい。

 

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 浮沈艦となった三笠。どうやって保存されているのか気になってたけど、

まわりをコンクリートで固められており、海に浮かんでいるわけじゃあないのだ。

 

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 測距儀だ!長いほど測定距離の精度があがる。大和や武蔵には15mクラスの

測距儀がついていたそうだ。

 

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 ちなみに、上部構造物のほとんどがレプリカだ。それでも、砲台が動くようになっていたりしておもしろい。

館内にも入ることができるが、基本的には資料館となっている。

 

ちなみに、世界三大記念艦のひとつに数えられているらしいが、

他の二つはイギリスの戦列艦ヴィクトリーとアメリカの帆走フリゲート・コンスティテューションだ。

ともに、現役の軍艦として残っているそうだが、ヴィクトリーなんてネルソン提督の座乗艦ですよ。ぜひ、一度訪れたいものだ。

 

レッドブルエアレース2017千葉幕張 その2

始めに断っておくと、今回飛んだ零戦はフライアブルレプリカだと思っている。

 

三菱 A6M5 零式艦上戦闘機52型

 "オリジナルといえるのはこの零戦くらい?これだってさすがに主桁は新造らしいが"

 

また、あくまでオリジナルであると言いはってクラウドファンディングでお金を集めていた運用者の姿勢は好きでない。

しかし、それは私個人の考えであり、この零戦そのものには全く関係のない話。

 

ただ元気に飛んでる零戦を楽しめばいい。それだけだ。

 

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 予選日は脚を出した状態でのフライト。

会場では、紅の豚で修理した飛行艇で戻ってきたポルコが、ジーナの前でアクロバットをするシーンの曲が流れた。

まさに、残骸となった零戦がフライアブルな状態にまで復元され、大観衆のなか飛ぶシーンにはぴったりの選曲だ。

 

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 決勝では脚をあげた上に、キャノピーも開いた状態。差分をお楽しみくださいといったところか。

かなりおとなしめのフライトだったので、レース機のほうが格段に迫力があった。

 

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 岩国で会ったぶりのDC-3。生きているうちに飛んでる姿を見ることができるとはなあ。

 

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 前から見る機首形状は、現在の旅客機のそれを彷彿させる。

ちなみにエンジンは同日飛んだ零戦に積んでいるものと同じツイン・ワスプだ。

全力で飛ばしてないこともあるが、静かな印象をもった。

 

最後はヘリ。

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 "光線状態が苦しい中での陸自ヘリ撮影は困難を極める"

 

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 千葉市消防局のヘリ。

一般エリアの前では放水、救助デモをやってたけど、カメラマンエリアからじゃ見えない・・・。

 

というわけで、初めてレッドブルエアレースを観戦したが、やはり生で見るフライトは圧巻そのものだったし、飛ぶ零戦、DC-3を見ただけでも冥途の土産になるってもんだ。