N-58を拝みに、ちょっくら青森県は五戸町まで行ってきました。
N-58は日本大学木村研究室で所有していたパイパー・トライペーサーを改造して作られた飛行機で、日本一周飛行(もちろん各地で空港には寄っているが)を行ったりもしている。初飛行は1960年で、約10年ほどの運用の間に数十人の自家用操縦士を育てている。
展示場所は木村秀政記念ホールで、写真のとおりやや暗いところに展示されている。三脚があったほうがよかったか。
当時の新聞記事も多く展示されており、それなりに注目されていたことがわかる。
尾翼周りは 新規設計され、さらに胴体を延長することで安定性を高めている。
また、主翼にはフラップが左右2枚ずつに変更され、離着陸速度を下げるために主翼面積を増やす改造も施されているなど、大がかりな改造が加えられている。
できれば地面に置かれた状態で展示してほしいなと思う。
おそらくN-52は現存機がないので、ひとまずこれで日大で開発された軽飛行機シリーズはすべて見ることができた。