滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

横田基地友好祭2018に行ってきた その2

 その2。個人的に見たかったのがRQ-4。一時期横田基地に展開していたが、残念ながら見る機会がなかったので、今回の展示は非常にうれしい。

 

RQ-4

  効率よく長時間長距離を飛ぶための長い主翼には似つかわしくないこのもさっとした胴体。最高ですね。

 

RQ-4

  やはり気になるのは頭の形。横から見て翼の上面形状のような形をしている機種は、インテークの邪魔になっていることを意識しているのだろうか。

 ベントラルフィンがついているところにも注目したい。

 

RQ-4 landing gear

  長距離飛行を目的とする場合、主脚を主翼や胴体に収納しがちだが、RQ-4は主翼下に大きな張り出しを設けている。もちろん抵抗にはなるが、もろもろ考えるとこんな感じでいいのだなあという感想。

 飛行速度が違うとはいえソーラーインパルスもあんな感じだし、何を重視するかはしっかりと見極めて設計することが重要だろう。

 

意外と見たことのなかった米軍の空中給油機が一度に見れるのも魅力だ。

KC-135

 KC-135。まだまだ現役で使われるそうだが、ボーイング367-80というボーイングのジェット旅客機のご先祖様直系の機体といってもいいだろう。

 

 

KC-10

 KC-10。単純に、三発旅客機がこんなに目の前で見れるだけでうれしいものだ。

 

KC-10

  空中給油用のブームが真後ろではなく、微妙に斜めに取り付けられていることがわかる。KC-135やKC-767ではそのようなことがなかったので、真ん中のエンジン排気を気にしているのかもしれない。

 

 次は輸送機たち。

C-17

 C-17。伊丹空港で見て以来二回目。かっこいい。

 

C-17

 脚。

 

C-5

 C-5。前後から荷物が積めるぞ。できれば機首は閉じた状態でも見たかったなあ。

 

C-5

 こうやって見ると、翼に筒がついているだけにしか見えない。

 

C-2

 C-2。7号機は以前撮り逃したやつだ。いろんなところを開いた状態の展示はめずらしい。黄色に見えている扉は緊急脱出用。

 

C-2

 こちらは空挺部隊が降りる際の風よけだそうだ。開けずに飛ぶと胴体にぶつかるのだろうか・・・。

 

MC-130H

 MC-130Hコンバットタロン2。CV-22と同じ部隊の所属だそうで、同じく特殊な任務に就く。鼻づらが特徴的だ。

 

MC-130H cockpit

 展示されていた機体の多くでコクピットを見学することができたが、並ぶ時間が非常に長いので、MC-130Hのみとした。液晶化されているところもあるが、まだまだアナログが多い印象だ。

 

 長くなるので、他の展示機の紹介はその3で。