おもしろい本がでていました。比較的新しい航空機の開発話がでてくるのは珍しいのではないかな。
US-2 救難飛行艇開発物語 1
月島冬二
帯のあおりは無視しましょう。1巻について読む限り理系の話ではありません。ちなみに、2巻は物づくりの話らしいです。なんだよ物づくりって。
どこまでが実話なのかを知ることはできないが、防衛向けプロジェクトの進み方をみることができる。また、T-4開発でも話を聞いたことはあったが、やはり国内である程度規模の大きい航空機を開発するには一社で開発するには人がいないんだなあということがよくわかる。
ところで、新規開発ということで手段が目的化しているような感じで開発がスタートしているあたり、プロジェクトとしてどーなんですかねえと思わなくもない。何を目的として開発をするかがあんまりわかってない状態でスタートしたのかね。