11月30日に開館したばかりのあいち航空ミュージアムに行ってきました。
とはいえ、そちらの話は次回に書くとして、ひとまず今回はけもフレ痛飛行機について載せておく。
これは、元イーグルドライバーである"空飛ぶたぬき氏"による「日本の空をもっと楽しく」という思いでスタートした痛飛行機プロジェクトの第二弾。
第一弾はこちらで記事にしているが、今回は近くで見る機会があったので見てきたというわけだ。
機体は前回と同じパイパー社のPA-46 Malibuで与圧キャビンを持つ高性能小型機。初飛行は1979年と比較的古い機種だが、現在でも年間60~70機ほど生産されている。
小型機を近くで見る機会もなかなかなく、旅客機のように乗る機会もないので、この手の小型機の撮影としてもまたとないチャンスだ。
今回も左右で異なるラッピングがされている。またひとつひとつのイラストも細かいため、少し距離があるだけで撮影する側からすると苦しい。そのため、このような近くで見る機会があることは大変うれしい。
こういう隠し要素的なキャラクターは、天草エアラインのくまモンを思い出す。
細かいところにもこだわりがあると、見ている側も楽しくなる。
撮影ブース?
最近は、ブルーインパルスやウイスキーパパ、そしてレッドブルエアレーサー・室屋氏によるアクロバット飛行が有名になっており、空に興味を持った人が増えているのではないか思う。
しかし、このような今までとは全く異なるアプローチによる「日本の空をもっと楽しく」というプロジェクトは、より日本の空を身近にすることができるのではないだろうか。アクロバット飛行は「すごい!」のだが、こちらは「楽しい!」につながると感じた。いわゆるポケモンジェットと同じ寸法だ。
このプロジェクトは営利目的ではないため、必要経費はクラウドファンディングによるものと、残りは手弁当となっている。プロジェクトのホームページを見ると、機体運航に270万円ほど、その他ラッピング費用や格納庫使用料を合計すると360万円ほどかかっているようだ。
だからというわけではないが、グッズを少しばかり購入した。製作費の方が高いのではないかと感じるほど、グッズのクオリティも高い。
このプロジェクトは12/3の展示をもって終了しているが、すでに第3弾が企画されているそうだ。次のプロジェクトも期待せずにはいられない。