2年前のHonda Jet日本ツアーで捕まえ損ねてから、さすがに撮影機会がなかったHonda Jet。
しかし、今年の4月に中国のエアショー向けに飛来。このときは厚木基地航空祭と悩んだが、まあいずれ見れるだろうと見送った。
そして今回は個人オーナーが世界一周中に日本に飛来。関空から羽田に飛んだので、今回も撮影機会はないかなあと思っていたが、急に静岡空港に飛来したとの情報をうけて急行。
前回の飛来時も静岡に飛来しているのだが、日本に来た際には何か静岡空港によらなければならない決まりでもあるのだろうか。
カラーはシルバーで、日本初飛来の色だ。
ようやく、間近で見ることができた。機首から引かれるスマイルラインがユナイテッド航空の787を思い出させる。
サルヴァトーレ・フェラガモのハイヒールからインスピレーションを得たという機首形状だが、かなり複雑な形状をしている。
また、コクピット周りは別曲面を取り付けたような形状だが、アルミ合金製の胴体ではとても生産ができない形状だろう。
そして、このタイミングである。あとの惨事はお察しください。
やあ、飛んだ飛んだ(棒)
さて、今回見て気づいたのだが、どうも生産型には翼の前縁に境界層板が追加されたようだ。おもしろいのは、ウィングレットの間近に配置されていること。
ちなみに、このHonda Jetが静岡に飛来したその日、東大で藤野社長の講演が行われていた。どういう話があったのだろうかすごく気になる。