どこかの誰かは、日本でDC-3が見れるのは鹿屋基地だけなんて書いてたけど、そんなことはない。
このダコタ(DC-3)は、実話をもとにした映画「飛べ!ダコタ」のセットとしてタイから佐渡島に運ばれたもの。
それをロケ終了後、佐渡島の海岸におかれたままになっていたものを、
(株)川嶋が買い取って、浜松に持ってきたものだ。
海岸におかれては、あっという間にサビがすすんで朽ちてしまうので、
この買取は近年の展示機の行方をみると、英断だなあと思う。
それ以前に、映画のセットにわざわざ実機のダコタを持ってくるのもすごい。
最近の零戦レプリカには飽き飽きだ。
ちゃんと説明版も設置されている。
塗装は施されていないようで、アルミ肌がそのまま見れる。
さすがに、ピカピカとは言えないけど、くたびれた印象はない。
DC-3特有の後退翼の雰囲気が少しは伝わるだろうか。
機体は係留用のブロックにくくられている。こうなると、ブロック側よりも、
機体そのものが破壊されないかが心配になる。
国籍マークは中心が赤色ではなく水色のタイプ。
コクピット窓付近をアップで。ちょこちょこリベットの頭がなかったり、
サビもでてるけど、状態はよさそう。
エンジンもしっかり載っている。
脚もしっかりしている。しかし、華奢な脚だなあ。
ちゃちゃっと見ただけなので、また見に行こう。