鹿屋基地資料館ではP-2Jの機首部やT-4のエルロンカットモデルなど、おもしろいものがいろいろ見れる。
零戦52型も見れる。当日は中学生が見学に来ており、案内役の人がエルロンやエレベータを動かして見せていた。操縦桿も同時に動くようになっており、中でちゃんとつながっているようだ。
この機体はニコイチにしたもので、あまった部品も展示されていた。
屋外展示も結構数が多いので、比較的めずらしいものだけをチョイス。
P2V-7
プロペラ用のエンジンがR-3350。川崎重工が改造開発したP2Jの元となった機体。
現在使われているP-3Cと比べると、翼幅(タンクこみ)はちょっと長い。
S2F-1
艦載用対潜哨戒機。もちろん、海上自衛隊では陸上運用されていた。
R4D-6
原型がダグラスDC-3で、DC-3系が日本で見られるのはここだけ。
DC-3は戦前から使われてる名機で、現在でもターボプロップにしたBT-67が現役で使われている。
たまーに、BT-67は日本にも飛来しているので、一度この目で飛行姿を拝みたい。
JRB-4
訓練や連絡飛行に使われていた。原型はビーチクラフト モデル18。
これも戦前に設計された機体で、生産数は8000機を超える。
屋外展示機は全体的にかなりくたびれている印象を受けた。鹿児島だから、台風も多いだろうし、保存するには過酷な環境だ。
駐車場横の土産屋で食べられる海軍カレー。なぜヤクルト。