年始に名古屋空港側への移動が行われていた試作10号機にあたる三菱スペースジェットカラーのMSJ(書きづらい)。しばらく引っ込んでいたようでしたが、最近またお外で試験を行うようになっていたので久々に名古屋空港まで行ってきました。
朝の9時頃についた際にはまだでていなかった。しばらく待ってみるも出てこない。
ようやくできてたのはお昼も過ぎて2時頃だったか。あきらめの悪さが大事。
ここであきらめて岐阜に行っていたら心が折れていただろう。
MSJは前から見るととんがってかっこいい印象がありますね。なかなか正面から見れる機会がないのですが、このくらいの角度から撮れただけでも満足。
外見の違いはほとんど無いように見えるけど、客室のデザインが変わっていたり、電気配線が大幅に変更されていたりと、見えないところではいままでのMRJとは全く異なる飛行機に生まれ変わっている。追加の試験機の話もあるあたり、この機体が新しい客室で作られているのかはわかりませんが(客室についてはM100に合わせて変更だったような気もする)。
胴体前下側に赤のブレードアンテナが一個増えているように思います。ただ、変わりに胴体後下側にあったアンテナがなくなっているので、これがいわゆる配線変更の話につながっているのでしょうか 。まあ、ニュースでの写真を見ると、ずいぶん前から3号機でもすでにこの変更が行われているようで、関係ないかもしれませんが。(日本で見たときと変わっているので現地改修でしょう)
胴体側面の赤窓の位置もこれまでと違っており、鍵かっこマークのコーションラベルが3か所になっていますが、これは前から機体によってまちまちですね。
今までのMRJ塗装も好きだったんですがねえ。枯山水模様は目の錯覚でもやもやして見えます。胴体側面に描かれていた細長の波線がデザイン的に凝っていたMRJでしたが、そこは尾翼だけにとどめていたりと違いがはっきりしています。
垂直尾翼根元付近のNACAインテーク、5号機のときは左側にあった気がするのですが右側にいますね。
フラップが下がり、エルロンは右側だけが上がっている状態。フラップ下げの状態での牽引は初めて見たかな。
テールスキッドの考え方はどうなってるんでしょうか。それっぽい構造は見当たらないので、がっちり内側に構造が作られているのでしょう。
この日はエンジン周りの念入りにチェックしていたようです。よく見ると、牽引時から左側エンジンカバーのロックが外されているのがわかります。
4時を過ぎたころに、おうちに帰っていきましたとさ。
左側の尾翼周辺をアップで。ラダーの下付近に少し塗装が変わって白くなっているところがありますね。謎。ところで、滑走試験はいつごろから始まるのですかねえ。
ひっそりと剥がされるファイナルアッセンブリ工場のMRJカラー。
三菱さん、そろそろスペースジェットカラーのグッズをですね、出してくれないですかね。
この日は他にもいろいろ撮れたので、次の記事で。