世界初の大西洋横断飛行に成功したスピリット・オブ・セントルイス(チャールズ・リンドバーグ)、世界初の世界一周飛行に成功したルータン・ボイジャー(ディック・ルータン、ジーナ・イェーガー)と比較すると知名度が低いミス・ビードル(クライド・パングボーン、ヒュー・ハーンドン)。
1931年に日本の三沢市淋代海岸から離陸してアメリカワシントン州のワナッチー市に到着している。(余談だが、この二つの市は姉妹都市の関係にあり、またりんごの産地でもある。)
セントルイスの大西洋横断飛行成功からわずか4年後にもかかわらず、知名度が低いのは、世界の中心があくまでも大西洋であることに関係するのだろうか?
まあ、知らない人からするとどれもどっこいどっこいだろうけどね。
ちなみに当時の写真をみると、エンジンカウリングは黒塗装みたいだが、なんで三沢航空科学館で展示されているミスビードルは赤いのだろう。