彗星が展示されている大ホールの撮影が可能になったこともあり、二回目ですが遊就館を訪れました。
看板たる零戦はもちろん健在。この零戦は河口湖の博物館で復元された零戦のひとつだ。
そして彗星。この彗星は1980年に日本テレビで放映された木曜スペシャルのために復元されたもの。
飛燕と同じアツタエンジンを搭載しているが、胴体に爆弾を収納可能な爆撃機ということもあり、飛燕よりがっしりした印象を受ける。
テレビ番組で旧軍機レストアの企画があるというのは、今だととても考えられないと思う。零戦が飛ぶだけで、展示するだけでやいのやいの言われる世知辛い世の中だからなあ。
屋内展示のため機体の状態はとてもよい。液冷エンジン搭載形状での復元機は世界で唯一であり、よくぞ復元してくれたなあと後から生まれた者としては思うわけです。
こちらはレプリカの桜花。誘導装置を安易に人間に置き換えた空対艦ミサイルみたいなもんだ。簡易なグライダーとして、この形状は結構好きですけどね。
ついでにチハ。
ちなみに、訪れたのは土曜日でしたが意外と来観客が多くて驚いた。