滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

X-2リベンジ。

 以前逃したX-2。なんとかリベンジする機会がないものかと思ってはいたものの、事前情報なんてものはないため(先日の早朝フライトの際にはアナウンスがあったが)、当日行って出てくるかどうかは運試しといったところだ。

 前回逃して以降も一度岐阜基地に訪れているのだが、このときはエプロンでのみ確認できて、フライトはおろか滑走試験すら実施しなかった。

 

 しかし、この度ようやっとリベンジを果たすことができた。

 

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  機首にはピトー管、後部にはスピンシュート付き。この形態でのフライトはこの日が初めてだ。

 昨年の航空祭では前側からしか撮影できなかったため、この角度から撮影ができるだけでうれしい。

 

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  エンジンを片側ずつの点検した後、アフターバーナーONで離陸。

 

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  そして着陸へ。この日は40分ほどのフライトだったので、おそらくスピンシュートをつけた際の影響を確かめる程度のフライトだったと思われる。しかし、これでいよいよ偏向パドルを使った試験が始まるのだろう。

 一点気になったのが、前から二つ目のコクピット窓枠の少し後ろ側についている機器だ。以前確認できなかった丸っこい何かがついている。何だろう一体。機内カメラだろうか。

  また、エアブレーキをもたないX-2は二枚のラダーをそれぞれ外に開くことで、その代わりとしているらしく、確かに上の写真でもそうなっている。

 

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 以前の失敗を生かしてズームは控えめに、確実に機体が収まるように撮影した。

 

その他フライト

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  この日のX-2チェイス機を務めたT-4。お手振りありがとうございます。

 

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  百里基地所属になった第301飛行隊のT-4。IRANで岐阜に来たT-4のパイロットを乗せて帰るために飛来。

 

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AAM-3、AAM-4をそれぞれ2発ずつ積んだF-2B。 やはりミサイル付きはうれしい。

 

 さて、この日は朝一でX-2が飛んで満足したので、岐阜基地撮影を早々に切り上げてジェネアビでも撮ろうかと名古屋空港へはしごすることにした。

 

つづく