今年は14万7千人も来ていたそうで、過去最大とのこと。どおりで人が多かったわけだ。
小松基地航空祭にはいつもバイクで行っている。基地内に駐輪できるのだ。
朝の3時ごろ出発してつくのが7時前後。結構遠い。
今年は途中で霧が発生していておっかなかった。ヘルメットが曇るのではなく、水滴がつくのである。
会場に着くと、C-130の後ろに列が並んでいることに気付く。
C-130内に設置された機動衛生ユニットをみるためにちょっとだけC-130の中に入れるのである。現役の航空機に入れてもらえるのはうれしい。
最近だと美保基地のYS-11の中に入れたが、旅客仕様とほとんど変わらないのでそれほどおもしろくなかった。
オープニングフライトで離陸するF-15。スプレッドアウトというらしい。
このときはまだ天気が良かったのだが。
機動飛行が始まるころには一面の雲。第303飛行隊。
普通の離陸でも翼上面にヴェイパーが発生する天候。
今年の特別塗装機は2機。こっちは第306飛行隊。
救難展示はいつものU-125AとUH-60J。今回はヘリから落下傘降下で救助するという内容。
要救助対象者のもとまで落下傘降下でいく。
吊り上げ中。
つぎはF-2の訓練展示飛行。今回も岐阜基地の飛行開発実験団から飛来。
F-2Aの試作2号機。カラーリングがちょっとブルーインパルスっぽい。
ちなみに小型機の試作は4機作ることが決まっている。F-2だとAとBが各2機ずつだ。
グライダーの飛行展示は福井空港からのリモート。
ダイヤモンドエアクラフトHK36 スーパーダイモナ。
JAXAが開発していた電動飛行機FEATHERも同型機(厳密にはちょっと違うけど)を改造したもの。
ボーイングもこれをテストベッドに水素燃料電池による有人飛行の試験をやっている。
アレキサンダー・シュライハーASK-21。複座の練習機で日本でも多く見ることができる。今回はHK36に牽引されて来た。
このあとにブルーインパルスが飛行したが、天気が天気だったのでほとんど写真を撮っていない。
ブルーのあとはすぐに人が帰ってしまうので展示機の撮影がはかどるのだが、今回に限ってそうはいかず。過去最大とあってか人がなかなか減らない。
小松基地所属機なのにここで給油中。
百里基地所属のRF-4。洋上迷彩塗装を期待したが通常迷彩。
といっても、百里のRF-4の迷彩は機体ごとに違う。
また、今回は吊るしものに長距離偵察ポッドがあった。
小松基地に所属する2t半トラック。一見、古そうに見えるが生産自体は新しい。
ただ、型が古い。これはいすゞのTS/TWシリーズで1951年から生産が始まり、93年に終わっている。不整地走行に適した全輪駆動トラックだ。
このあと、本日の宿である敦賀まで向かったのだが、100km程度の道を3時間もかかるという渋滞ぶりにかなり疲れてしまった。
今回の小松基地航空祭は曇っていたので写真が透過処理したみたいになってしまったのが残念だった。
そういや、supercellの「君の知らない物語」がかかっていたが、スピーカーが悪いのか音割れしまくっていた。
次の日は、海上自衛隊舞鶴基地に向かったが、また別の記事にて。