滑子航空機,覚書

飛行機好きで、写真を撮ったり、プラモを作ったり。

RF-4Eを見てきた@浜松広報館

 百里基地所属のRF-4E/EJ。自分が行く航空祭ではあまり来ない機種が間近で見れるということで見てきました。

 

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  かっこいい。古い機体であることは間違いないが、そのかっこよさは衰え知らずだ。

 

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   増槽3つにトラベルポッド。

 

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  そしてAN/ALQ-131が吊るされていた。今回展示されたRF-4Eは武装ができないため、このジャミング装置で敵機のレーダーを撹乱する(であってるのかな)。

 

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   機首に装備されたカメラ群。超望遠撮影から、立体撮影、パノラマ撮影とさまざまな場面に対応することができ、災害が起こった際にも威力を発揮する。

 古い機種ということもあり、いまだにフィルムカメラだそうで、基地に帰ってくるまで写真の確認ができない。そのためにも、必ず基地に帰還する必要がある。

 

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 俯瞰で見ることができる浜松広報館での展示は、航空祭での地上展示とは一線を画す。 かっこいい。

 

 今回も写真のように規制線によって後方まで回ることはできなかった。となると、以前あったC-1の機内公開のような展示は今後ない可能性が高いだろう。

 

岩国基地フレンドシップデー2018 その3

 最後は地上展示。

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  昨年もあったのかな?米軍の車両展示。これはハンビー。

 

 

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  クーガー装甲車。

 

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  コンテナ輸送車。でかい。

 

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  フォークリフト。こういう小さくてメカメカしいのが大好き。

 

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  空母艦載機がいよいよ岩国に移ってしまったんだなあとわかる並び。それでもちょこちょこ厚木に飛来しているようです。

 

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  昨年は格納庫内で展示されていた南極観測船しらせ搭載のCH-101。

 

MCH-101

 格納庫内にはMCH-101がずらずらと。配備数(そしてライセンス生産数)は10機のみで、ほぼすべて一度に見れたことになるのかな?

 

US-1A

  そして昨年退役したUS-1A。エンジンは外されているが、どこかで展示されることになるのでしょうか。

 

 今年も大満足の岩国基地フレンドシップデー。来年も楽しみです。

岩国基地フレンドシップデー2018 その2

 今回は飛行展示を中心に紹介。

MV-22

  MV-22オスプレイ。まだ見るのは二回目だが、なぜか見慣れた印象がある。

そして相変わらずの静寂なフライトには驚かされる。午前の部はやや逆光になるため、暗めの写真になってしまう。

 

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 今年は風が強かったこともあり、日米それぞれの国旗が別々に舞うこととなった。

 

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 築城基地より飛来した第8飛行隊所属のF-2Aは対地攻撃デモを実施。

 

F-16

 PACAF F-16 DemoTeamのF-16クロバット飛行。

 今年も午前と午後で二回フライトがあったのだが、午後フライトを行ったパイロットはこの日がラストフライトだったそうだ(デモチームとしてなのかは不明)。

 そのためか、午前のアクロバット飛行がかすむほどの気合の入ったフライトは、初めてF-16のアクロバット飛行を見た岐阜基地航空祭2016の予行を思いおこされた。

 もっとも、後から知ったのだが、そのときとパイロットは同じ方だそうで納得だ。

 

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  最後の低速パスではお手振りまで!

 F-16のお行儀の悪いフライトはフライバイワイヤによる恩恵であるのだろう。遠くから見ると無理やり滑って機体の姿勢を変えているのがよく見える。

 

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  レッドブルエアレーサーでもある室屋義秀氏によるアクロバット飛行。ジェット戦闘機のフライトに引けを取らない飛行は、王者の貫禄を感じさせる。

 

 最後は海兵空陸任務部隊デモ。

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MV-22

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 今年は晴れていた上にメラメラにも悩まされない非常に撮影条件のいい天候だったのが何よりもよかった。なんといっても、あのヴェイパー出しまくりのF-35でさえほとんどヴェイパーを出さないような天候なのである。

 ちょっとくらい引いてもいいのにな、というのはさすがに贅沢か。

 

 地上展示紹介に続く。

 

岩国基地フレンドシップデー2018 その1

 今年も行ってきました、岩国基地フレンドシップデー。今年は昨年を上回る21万5000人の来場者でにぎわったそうです。

 

 まずは目玉のF-35Bだけを紹介する。

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 まずはやや背中が見える通常状態でのパス。ちょっと傾けてくれるだけでも大変うれしい。そしてひさびさに聞くF135エンジンの轟音。単発にしてこの轟音は、今後も多くの航空祭で観客を驚かせることだろう。

 この日は風が強かったせいか晴れているにもかかわらず昨年のようなメラメラに悩まされることもなく、パリッとした写真を撮ることができた。

 

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  ウエポンベイを開いた状態。F-22は見たことがないので比較はできないが、やはりウエポンベイはあまり大きくないなあと感じる。以前JA2016で見た時とはもちろん違って、配線なんかがごちゃごちゃとある。

 驚かされるのは内側の扉。左右でほとんど接触しそうなのだが、扉が飛行中に接触しないほどの剛性が確保されているのだろう。

 

 次は航過中のF-35Bをファインダー越しに追っていると、急に停止するもんだから思わずファインダーから顔を上げてみるわけです。すると、そこにはホバリングしているF-35Bの姿が!

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前から

 

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横から

 

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 後ろから

 

 その場でクルクル回り始めるので驚かされます。もちろん、昨年の航空祭ハリアーⅡのホバリングを見ていたので全くの初めてというような経験ではないのですが。それでも、これはとんでもない新しい戦闘機が誕生したのだなあと実感できるのです。いやあ、ほんとすごかった。

 

 一回目はF-35B単機でのデモフライトでしたが、次は海兵空陸任務部隊デモでのF-35Bの紹介。

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 離陸する二機のF-35B。

 

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  空中給油デモを実施したり、

 

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  対地攻撃デモの際は編隊飛行も披露してくれました。おもしろいのが二機の操舵状況が違うこと。奥の一機はフラップ下げをしていますが、手前の一機はあまりフラップを使っていないようです。

 余談ですが、フラップを使うと尾翼への吹きおろしが強くなるので、水平尾翼をピッチアップ側にする必要があるか、ピッチダウン側にする必要があるかは機種によって異なるそうです。F-35Bの場合はピッチアップ側。

 

とにかく紹介しきれないほど写真をしこたまとりましたが、楽しいひとときでした。

 

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 最後は地上展示のF-35B。VMFA-121グリーンナイツはチェスのナイトが垂直尾翼に描かれているのですが、これはおそらくライジングサン。そして、鳥居と岩国の文字を見ることができます。ステルス機ならではの特別塗装機といえるかもしれません。

 

その他の岩国基地フレンドシップデーの様子は次回。

 

GW中の名古屋空港

 あいち航空ミュージアムに行ったということは、当然名古屋空港で撮影をすることになります。狙いはFDAの12号機。

 

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   カラフルなFDAの機体の中で白となると地味な印象を与えそうだが、FDAの文字が白じゃなく赤というところに、1号機の赤塗装の反転であることを思い出させる。

 ちょっと降りが速かったので思った絵にならなかったのがちょっと残念。

 

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   名古屋空港だと、背景に溶け込みにくいのもいいですね。

 

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  ベル505 Jet Ranger X。2016年12月にカナダで、2017年3月にアメリカで型式証明を取得したばかりの最新のヘリコプター。海上保安庁も導入済みのようだ。

 

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  ローターは2枚で、サイズ感としてはロビンソンR44くらいの小型のヘリコプター。

もっとも、ターボシャフトエンジン搭載なので1機1億円を少し超えるくらいのお値段だ。

 

MU-300の機内公開に行ってきた。

 GW中にあいち航空ミュージアムで展示機の機内公開を実施するということを、MRJミュージアムに行ったときに知ったので、都合もいいので行ってきました。

  この日はMU-300の公開をしていました。MU-300はまだ入ったことがなかったので、大変楽しみでした。

 

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  この機体は開発元の三菱重工でVIP用の社用機としてしようされていたもので、

現在は同型のホーカー400が社用機として使用されています。

 

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  座席はVIP用ということで本革仕様。しかも、この座席がとてもフカフカで、さすが高級なものは一味違うなあと実感できるわけです。

 

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  簡易的ですが、飲み物の提供ができるような設備が整えられています。

 

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  コクピットMU-2とは違ってオーソドックスな形の操縦輪。機体自体が古いこともあって、計器はアナログ。

 

  機内が黄色っぽい色で統一されていることもあり、やや古臭い印象を受けましたが、機内サイズを考えると新しい設備を導入すれば現在でも通用するなという感想です。

 実際最近までホーカー400として生産されており、ほんとうによい機種なのだなあと思うところです。(ホーカーがTEXTRONの傘下に入ってからは生産していないようだ)

 

 1グループあたり2分程度の見学でしたが、なかなか見る機会の少ない機種なので今後の公開にも期待です。