本日10月29日より、ようやくエアアジア・ジャパンが運航開始となりました。
一号機のJA01DJは15年10月に受領しているので、実に2年以上も就役されないままになってたということです。その間、お金は一切入ってこない中でよく会社を維持できたなあというのが正直なところ。
何はともあれ、新しい(?)航空会社が就航することはうれしいことなので、次は飛んでる姿を撮影しに行きましょう。
本日10月29日より、ようやくエアアジア・ジャパンが運航開始となりました。
一号機のJA01DJは15年10月に受領しているので、実に2年以上も就役されないままになってたということです。その間、お金は一切入ってこない中でよく会社を維持できたなあというのが正直なところ。
何はともあれ、新しい(?)航空会社が就航することはうれしいことなので、次は飛んでる姿を撮影しに行きましょう。
80年代以降は国内で開発された航空機が少ない。
見ての通り、T-2CCVや飛鳥などの実験機を含めてもこの程度の数しか開発が行われていない。しかも0からの開発は本当に少なく、T-4からP-1までの間、日本独自の完全新規開発には長い空白の期間がある。戦後の航空禁止期間なんて目じゃない。
ここでだけ実験機を含めると、これまでにもX-1やUF-XS、P-2Jなども入れる必要がでてくるの気がするのだが、都合よくそっと横に置いておく。
また、表には載せていないがM-02/02J:通称メーヴェをはじめとした開発機はあるため、今回は表にある4社に絞った内容としたい。
少ないとはいえ、すべては紹介しきれないのでいくつかピックアップして紹介する。
まずはT-2CCV。運動能力向上の実験機としてT-2をベースに開発された。
初飛行時のおっかない離陸はYouTubeなどの動画サイトで検索するとでてくるのでおもしろい。同時に、テストパイロットの判断の速さと適切な処理がわかる。
また、 この機体を開発していたおかげで、F-2のフライ・バイ・ワイヤシステムの国内開発につながったといわれている。
現在は、かかみがはら航空宇宙科学博物館に収蔵されている。
T-4。ブルーインパルスでもおなじみのジェット練習機。岐阜基地に行くと写真のような一角獣仕様を見ることができる。撮影する角度によって表情が大きく変わるので撮影していても楽しい機種だ。
開発開始から初飛行までの期間も短く、開発そのものは比較的順調だったと想像できる。おそらく、T-4の主任設計クラスは戦中世代から直接設計の教えを受けた世代が担っていたのだろう。
ただし開発当時の話を聞くと、引退間近の設計者もかき集めて設計にのぞんでいたらしく、当時でも後任となれる設計者はあまり育っていなかったのではないだろうか。
F-2。F-16の改良開発といえるが、対艦番長ともいえるコンセプトを持つF-2の仕様は、F-16のそれと大きく異なる。とはいえ、F-16もすでに当初のローコスト戦闘機としてのコンセプトからそれているが。
またF-16をベースとした開発は台湾や韓国でも行われており、事情はいろいろあれど比較してみると面白いかもしれない。
US-2。US-1Aの改造開発機で、与圧キャビン化を含めた様々な性能向上が行われた。消防仕様だのあれこれ言われていたけど、まだ開発しているのだろうか。
P-1。P-3Cの後継機として開発された哨戒機。哨戒時の低速性能を満たすためだろうか、真下から見ると主翼がかなり大きいことがわかる。
ターボプロップからジェットへと飛行速度が上がった分(そして、搭載機器の性能が上がった分)P-3Cと比較して配備予定機数は削減されている。
C-2。C-1から大幅に性能向上した、国内開発ではもっともサイズが大きい航空機。開発が難航していたが、今年3月にようやく開発完了が宣言された。
そしてMRJとX-2は以前の記事をペタッと張り付けて手を抜いてみる。
さて、なんとか戦後国産機を追ってみたが、戦前と比較するとその数の少ないことと言ったらない。しかし表を見ればわかるのだが、ここ十年ほどは戦後の中でも独自の航空機開発をかなり密に行っている時代なのである。
なので、この状況が振出しに戻らないためにも、度重なる開発延期に簡単に至ってしまう現在の開発状況に悲観せず、さらなる開発につなげることが重要であるといえる。
同時に、固定翼の民間機(MRJ)の開発はMU-300以来(!)となるので型式証明取得に関する経験が潰えないようにしたい。
スネークアイと同時進行でパテ埋めはやってたけど、ようやく色を塗りました。
オーソドックスな明るめの灰色と緑色の迷彩色。
今回は初めてウェザリングをやってみたけど割といい感じに。
足回りを重点的に汚してみる。適当に汚すだけで楽しい。
今回はイメージ的に泥汚れと錆汚れにしていますが、もうちょっと色をそろえていろんな汚れにチャレンジしたい。あと、立体的な泥の表現とかにも。
さて、ガチャーネンですが第2弾を楽しみにしていたところ、どうやら発売を中止したとのこと。これだったら、限定販売の時にネットで買っておけばよかったなあ。
まあ、1/35シリーズ自体はハセガワとかからでているし、そちらに手を出してみようかしらね。
岐阜基地を後にして名古屋空港へ向かう。と言っても撮影箇所が意外と多い名古屋空港なので、とりあえず空港の北側に位置する神明公園に向かった。
到着してみると、巨大なレンズをもって待ち構えている人がちらほらいる。
さて、なんぞ来てるのかと話を聞いていると、どうやらF-35Aが飛ぶとのこと。
まさか一日でステルス機を二機種も見る日が来るとはと思いつつ、そわそわしながらF-35Aの登場を待つ。
来ました。ちょっと遠くてもやもや。そのまま北側から滑走路に入って、南端を目指します。この日は航空自衛隊向け6号機のフライト。
離陸!ジェットのメラメラがすさまじい。そして、単発機とは思えない爆音。
低空を維持したまま、アフターバーナーの力で爆速となったF-35Aをとらえることは難しい。今年の頭にレンズ、カメラを新調しておいてよかったと心底思った。
そのままハイレートクライムへ。できたてほやほやなので、エンジンノズルの内側がまだ真っ白だ。
離陸後は神明公園を後にし、着陸をおさえようとエアフロントオアシスへ移動。
ストレートINかと思いきや、脚を出さずに上空を旋回。いきなりF-35Aのお腹をおさえることができた。
いままでの飛行機にはない曲面形状は、ステルス機であることと同時に一部妥協の産物でもあるのだろうが、他の星から来た飛行機と言われても信じそうになるくらい異様な印象を受けた。
やや遠いながらも、背面もばっちり。こっちはかなりすっきりした形状。
まだ緑のプライマー塗装が一部残ったままだ。
着陸へ。この角度から見ると、F-22にとても似ている(見たことないけど)。
エアブレーキを持たないF-35Aは、この後吊った状態のまま滑走路を駆け抜けていった。
この日はステルス機を二機も見ることができた"ビッグデー"となった。
さて、これでMRJの国内試験飛行が再開するまで、しばらく岐阜・名古屋に通はなくて済むはずだ。
以前逃したX-2。なんとかリベンジする機会がないものかと思ってはいたものの、事前情報なんてものはないため(先日の早朝フライトの際にはアナウンスがあったが)、当日行って出てくるかどうかは運試しといったところだ。
前回逃して以降も一度岐阜基地に訪れているのだが、このときはエプロンでのみ確認できて、フライトはおろか滑走試験すら実施しなかった。
しかし、この度ようやっとリベンジを果たすことができた。
機首にはピトー管、後部にはスピンシュート付き。この形態でのフライトはこの日が初めてだ。
昨年の航空祭では前側からしか撮影できなかったため、この角度から撮影ができるだけでうれしい。
エンジンを片側ずつの点検した後、アフターバーナーONで離陸。
そして着陸へ。この日は40分ほどのフライトだったので、おそらくスピンシュートをつけた際の影響を確かめる程度のフライトだったと思われる。しかし、これでいよいよ偏向パドルを使った試験が始まるのだろう。
一点気になったのが、前から二つ目のコクピット窓枠の少し後ろ側についている機器だ。以前確認できなかった丸っこい何かがついている。何だろう一体。機内カメラだろうか。
また、エアブレーキをもたないX-2は二枚のラダーをそれぞれ外に開くことで、その代わりとしているらしく、確かに上の写真でもそうなっている。
以前の失敗を生かしてズームは控えめに、確実に機体が収まるように撮影した。
その他フライト
この日のX-2チェイス機を務めたT-4。お手振りありがとうございます。
百里基地所属になった第301飛行隊のT-4。IRANで岐阜に来たT-4のパイロットを乗せて帰るために飛来。
AAM-3、AAM-4をそれぞれ2発ずつ積んだF-2B。 やはりミサイル付きはうれしい。
さて、この日は朝一でX-2が飛んで満足したので、岐阜基地撮影を早々に切り上げてジェネアビでも撮ろうかと名古屋空港へはしごすることにした。